読書をするのは好きだけど最近、目が疲れてきたと思うことのある人はいませんか。時間も取れない、そんな人たちにおススメがあります。
それこそが聴く読書というものです。他の言葉で言えば「オーディオブック」というものがあります。
聴く読書というものを初めて聞いた人や気になっているけれど実際にどういうのかを知らない人もいるのではないでしょうか。今回はそんな人が読むのにおススメの記事になっています。
読んだ後に聴く読書について知ることができ、自分もやってみようかなと思う人もいるはずです。是非最後まで読んでみてください。
聴く読書の基礎的な知識・特徴
聴く読書、「オーディオブック」は簡単にいうと「聴く本」です。すごく簡単ですよね。
簡単ではありますが、だからこそ多くの人に必要とされることになるのです。
基本的に朗読されており、プロの声優やナレーターが担当していることが多いので耳になじみやすいです。
それこそ最近はアプリなどがありますが、実はCDにて古典作品を中心に販売していたので、最近からというわけではないのです。そして、最近ではAIのナレーションもあり数多くの本がオーディオ化しています。
なにより、オーディオ化はただの本の音声化というわけではないのが特徴です。オーディオ化するにあたって表現の方法は幅が広くなったといってもいいでしょう。
同じ本でも朗読する人は豪華声優陣、著者本人、著名人など多様な人が選ばれています。そのため同じ本の購入額も違うことがあります。
聴く読書のメリット・デメリット
まずそれぞれ挙げていきたいと思います。
5つのメリット
- ながら聴きをすることができる
- 読書のハードルが下がる
- 目が疲れない
- 繰り返し聴くことができる
- 発音の仕方など語学系には助かる
3つのデメリット
- 印や付箋等がつけられない
- 漢字や図解、挿絵が見られない
- 読み飛ばしができない
それぞれメリット、デメリットがあるのが常です。参考程度に見ていってください。ではどういうことか見ていきましょう。
5つのメリット
メリット1:ながら聴きすることができる
これがまず最初に出てくると思います。読むときは手や目、頭を主に使っています。それ以外に何かをすることは難しいと思います。
理解しながら読み進める時は時に何度もそこを読み直すときが私にはあります。なので読書の最中は他のことをすることがなかなかできないものです。
しかし、聴く読書に使うのは主に耳です。手も目も空いている状態になるものです。例えば家事をしながら聴く読書をすることもできるでしょう。電車に乗っているときも満員電車では本を広げることができない状況下でもイヤホンをして聴くことも出来るでしょう。
メリット2:読書のハードルが下がる
どこでも聴く読書ができるということは読書をする時間を多くとることができるということです。それは、中々読めなかった本にも手が出せる事にもなると思いませんか。
それだけではありません。本を読むのではなく聴くことによって文字の羅列が苦手な人にも触れることができるのではないでしょうか。難しい字で普通なら書かれていることもなく、表現によってニュアンスが伝わってくることもあるでしょう。
苦手意識のある人は、本を開いて文字を見るだけでやめてしまうこともあるでしょう。しかし本を開く必要もない、文字を見なくてもいい、それだけでもおおきな一歩を踏み出せる要因になれると思います。
メリット3:目が疲れない
上記で述べたように使うのは耳なので、目が疲れることはありません。スマホを使い過ぎてしまう現代人にはぴったりなのではないでしょうか。
メリット4:繰り返し聴くことができる
一度購入したのは当たり前ですが何度でも聴くことができます。音楽でもそうなのですが、何度も聴くことは頭にも残りやすいものです。
何度も聞くことによって頭に残り、実用書の場合には役に立つことになると思います。例えばポジティブに考えることについてのコツが書かれた本を聴く読書で聴いていたとします。
読むだけであれば、何度読んでもその時には忘れていることが多くあります。しかし聴くことによって読むことよりも頭に残っているので日頃から気を付けるようになります。それは素敵なことになるのではないでしょうか。
メリット5:発音の仕方など語学系には助かる
語学の勉強を独学でやっていると困ることは発音の仕方なのではないでしょうか。見本がなくて自己流になりがちだと思います。
お手本があったら、なんて思うこともあるのではないでしょうか。そんな時に聴く読書があればいいお手本になることでしょう。不安な時はそこの部分を繰り返し聴き直すので自信がつくまですることができます。
3つのデメリット
ここまではメリットについて詳しくみてきました。想像をすることはできたでしょうか。次はデメリットについて見ていきたいと思います。
デメリット1:印や付箋等がつけられない
気になったところや大事だと思ったことに印をつけることをしている人は多いのではないでしょうか。そこを目立つ様にして次見たときも注目しておきたい、ここは重大だから何度も読み返そう、そういって付箋を貼ったりもします。
それができないと困るという人もいると思います。今はそういう機能がないのでメモを取っておくとすぐに見返すことができます。その時間もメモするとよりいいのかもしれませんね。
デメリット2:漢字や図解、挿絵が見られない
私にはこれが地味に困っているのです。漢字は書くことが少なくなった今、読むことによって補っていることが多いです。読むことが少なくなればある時に「あれ?どうかいたかな?」と分からなくなります。
また、図解や挿絵はその本を覚えるためのポイントになります。その図解や挿絵を見てこういう内容だった、と再確認することができます。図解はとくに書いてある内容を分かりやすく説明していることもあるので大切ですよね。
そんな時は一度調べておくといいです。何が分からないかをまとめておき、調べた内容や自分が理解をしたことを書いておきます。そうすると次に見たときに理解しやすいです。
デメリット3:読み飛ばしができない
小説を読んでいるとき、あまり好きなシーンではないときは読み飛ばしをします。それが聴く読書の場合は上手くできないことが多いです。
そういう時は速度を速めて飛ばすと普通よりも飛ばすことができます。何回も読む場合は時間を気にするといいかもしれませんね。
聴く読書のおススメアプリ
ここまでは、聴く読書の特徴やメリット・デメリットについてお話してきました。やってみようと思う人もいるのではないでしょうか。しかし問題はどうやって始めるかです。
「オーディオブック」には沢山のアプリが存在します。どれに手を出したらいいか分からないと思います。
ここでは2つのアプリについて紹介したいと思います。どちらもiOSでもAndroidでも無料でダウンロードすることができます。
Amazonオーディオブック-オーディブル
料金は月額制になっています。ジャンルはビジネス書、英会話、ライトノベルまで様々な幅広いジャンルの朗読をやっています。
また、Amazon発のオーディオブックなので安心して使うことができます。
設定に関しても、早送りで飛ばす秒数や区切りの変更ができたり、最大で3倍速で再生ができたりします。細かなところまで配慮が行き届いているので楽しんで使うことができますね。
Amazonオーディオブック-オーディブルオーディオブック(audiobook)
「audiobook.jp」は本収録数2万3千冊以上で、聴き放題というのもあります。実は「audiobook.jp」は老舗なのでコンテンツのラインナップを見てみるのもいいのではないでしょうか。
また、オーディオブックのダウンロードも出来てしまうので、お風呂やオフラインの状態でも聴けてしまう素敵な機能もついているんです。ゆっくり聴くことができたらいいですよね。
オーディオブック配信サービス - audiobook.jpまとめ
今回は聴く読書について紹介していきました。忙しい人にとっては良い読書の方法になるのではないでしょうか。メリット・デメリットは両方ありますが、貴方のライフスタイルに合わせて是非活用してみてください。
また、聴く読書で普通の読書もいいなと思ってみたら、是非読んでみてください。聴く読書の時とは違う発見も出てくると思います。そして、貴方の生活がより良い方向にいったらいいですね。
いい読書ライフを送れますように。