「朝起きてもすっきりしない」
「なかなか寝付けない」
など、感じたことないですか?
原因は睡眠の質が低いことです。
眠りは心身の疲労回復だけでなく、免疫力の強化、ストレス回復、さらにはダイエットにも密接に関わっています。
いいことづくめな睡眠ですが、前述したように、睡眠の質について悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
睡眠の質を高めるためには、どのようなことを行えばよいのでしょう?
調べると、以下の方法などがよくピックアップされていますね。
- 運動をする
- 寝る前にリラックス効果のある音楽を聴く
- アロマオイルを使用する
実はこれらの中には入っていないのですが「パジャマを着る」という改善方法があるのをご存じでしょうか。
パジャマを知らない人はいないですよね。
当記事では睡眠におけるパジャマの効果や、どのようなパジャマが睡眠の質を上げるのか解説し、さらにおすすめパジャマ3選を紹介していきます。
就寝時の服装はさまざま!パジャマの効果は?
あなたは何の服を着て寝ていますか?
Tシャツ、スウェット、ジャージなどを着て寝ていませんか?
あなたが睡眠の質を高めたいのであれば、パジャマを着ることをおすすめします。
なぜパジャマが睡眠の質を高めるのか知っていますか?
その理由を説明とパジャマ以外の効果も一緒に紹介していきます。
パジャマの効果は2つ
パジャマが快眠に良い理由は、「眠るための衣服」としてしっかりと作られているからです。
睡眠専用の服と言うだけあり、着るだけで睡眠にいい影響を与えられるように考えて作られているのがパジャマなのです。
パジャマがどのような快眠効果をもたらすのか、ご紹介していきます
効果1:寝つきが良くなる
パジャマには、快眠のための機能が施されています。
寝返りしやすいように、睡眠に適した心地よい温度を保てるように…
パジャマは安眠最優先で考えられ、生地が選ばれているのです。
また作りも、締め付けがなくゆとりを持たせた設計になっています。
効果2:入眠、目覚めの切り替えがハッキリする
スムーズに入眠できる方法について、「入眠スイッチを作る」というやり方があるのをご存じでしょうか。
寝る前の行動を決めておき、「この行動をしたら寝る」と体に覚えさせ、習慣化させることで自分自身に就寝を促す、というものです。
例えば、ストレッチをする、落ち着きのある音楽を流す、歯磨きをする…。
「パジャマを着る」というのも立派な入眠スイッチになります。
この行動を繰り返すことで、脳が自然と「パジャマを着たら寝ないといけない」と記憶し、眠りにつきやすくなるのです。
逆に朝「パジャマから着替える」ことで、目覚めることを脳が記憶し、目覚めがスッキリします。
部屋着の効果
部屋着は室内でくつろぐための衣服です。
動きやすく、制約の少ない衣服なので気軽に着用でき、家の中でゆっくりくつろぐことができます。
さらに、ファッション性が高く、そのまま外出までできるので、とても便利で重宝しますね。
しかし睡眠用として使用するには、最適とは言えません。
体の締め付けや、寝返りのしやすさ、汗を吸い取ってくれるかなどを重点においたとき、やはりパジャマに軍配が上がります。
スポーツウェアの効果
スポーツウェアは、その名の通りスポーツ専用の衣服です。
激しい運動を行うことを想定して作られているので、動きやすさに特化しています。
伸縮性や吸汗速乾性、通気性などに秀でたものが多く、汗をかいたとき、衣服が汗を吸って重くなり、動きにくくなるということもありません。
動きやすさに特化したスポーツウェアですが、睡眠用としては締め付けがきつすぎますので
快眠に必要なリラックス効果がある衣服とは言い難いです。
「寝るとき専用」のパジャマを用意しよう!選ぶ際の4つのポイント
パジャマ、部屋着、スポーツウェア。
それぞれがそれぞれの用途に特化して作られており、より良い睡眠を目指すならパジャマを使用した方がよい、ということが理解できたかと思います。
しかし、一概にパジャマといっても様々な種類が存在しています。
実際に購入する際、どれを選べば良いのか分からない…。と悩む方もいるのではないでしょうか。
そこで以降では、パジャマを選ぶうえで、注意すべき4つのポイントをまとめました。
ポイント1:吸湿性があるものを選ぶ
就寝中は発汗することで体温調節を行っているので、どうしても汗をかいてしまうものです。汗でベトベトになってしまうと、結果、快適な睡眠には至りません。
そのため、しっかりと汗を吸ってくれる吸湿性のあるパジャマを選ぶ必要があります。
また、夏場でも長袖長ズボンのパジャマを着ることをおすすめします。
夏場は半袖半ズボンを着用している方が多いと思いますが、実は、吸湿性が高い長袖長ズボンのパジャマを着た方が十分に汗を吸ってくれるので、快適な睡眠ができるのです。
吸湿性が高い代表的な素材は綿・麻です。
ポイント2:伸縮性のあるものを選ぶ
人は就寝中に何度も寝返りを打ちます。
伸縮性のあるパジャマを選ぶと、寝返りが打ちやすくなり、良質な睡眠にも繋がります。
伸縮性のあるパジャマは、ポリウレタンの生地で作られていることが多いですが、ポリウレタンだけだと吸湿性に欠けてします。
ですので、綿を合わせた素材を選ぶとよいでしょう。
また、ゆったりと着れるように、少し大きめのサイズを選ぶことをおすすめします。
ポイント3:保温性のあるものを選ぶ
体温を逃がしてしまうと、寒くて目が覚める、といった事態が起こってしまいます。
冬場は特に体温を逃がさないように、保温性のあるパジャマを着ることが重要になります。
保温効果の高い素材はシルク素材です。
ポイント4:ブラック、グレー、白は避ける
あなたが寝具を購入する際、好きな色を選んでいないでしょうか?
好みの色を選ぶことも大事ですが、色は人の心理に影響を与え、眠りやすさにも繋がっていきます。
実は色にも眠りにつきやすい色、寝づらい色が存在します。
眠りにつきやすい色は、グリーン、ブルー、オレンジ、ベージュなど。
寝づらい色は、ブラック、グレー、白です。
特にグリーンには興奮を抑える効果があり、睡眠に最適と言われています。また、ブルーは涼しさを感じさせる効果があり、夏にピッタリな色です。
反対にブラック、グレーは不安や恐怖を与える色で、緊張状態を生み出す可能性があるとされます。また、白にも緊張状態を生み出す効果があります。
パジャマだけでなく、シーツや枕、カーテン等、眠る際に目につきやすいものが何色なのか。ぜひ自分の寝室を見直してみてください。
私がおすすめするパジャマ3選を紹介
どのようなパジャマを選べば良いのか、整理できましたか?それを踏まえ、ここでは快眠サポートにつながるポイントをおさえた商品を3つ紹介します。
おすすめ1:【レディース】ストレッチ雲ごこちガーゼ 甘撚り3重ガーゼ ストライプ柄 長袖 パジャマ
使用されている生地、「雲ごこちガーゼ」は、肌ざわりがとても優しい、伸縮性のあるコットン100%のガーゼです。
吸湿性、保温性に加え、通気性にも優れているため、春秋だけでなく夏用にもおすすめできます。
また、洗濯しても縮みにくいのが嬉しいポイントです。
おすすめ2:レディース パジャマ 長袖 前開き 衿なし オーガニックコットン100%薄地天竺ニット
オーガニックコットン100%の薄地天竺ニットという生地を使用しており、敏感肌にも優しいパジャマです。
伸縮性があり体を動かしやすく、吸水性、放湿性に優れていますので快適に過ごすことができます。薄地の生地なので、こちらも春夏秋とロングシーズン着用できます。
おすすめ3:ワコール/睡眠科学 オーガニックコットン 寝返りを考えたパジャマ パジャマ
ワコールが研究を重ね、寝返り時の腕の動かしやすさに重点を置いた独自設計のパジャマです。
オーガニックコットン100%を使用しているので吸湿性にも優れています。
この他にも、ワコールでは睡眠科学にもとづいた、眠りに特化したパジャマが多数販売されていますので、ぜひ目を通してみてください。
まとめ
安眠できない…と悩んでいるそこのあなた。
眠る際にジャージやTシャツを着用していませんか?
パジャマは快眠のための衣服です。
スポーツの時には専用のスポーツウェアを着るように、睡眠時には「睡眠用の服」を着るべきです。
まとめますと
- 吸湿性、伸縮性、保温性があるもの
(夏場は特に吸湿性に優れたもの、冬場は保温性に優れたものがよい)
- 色はグリーン、ブルー、オレンジ、ベージュなど
(ブラック、グレー、白は逆効果)
が、快眠をサポートするパジャマとなります。
より良い睡眠のため、以上のポイントを踏まえたパジャマを探してみてはいかがでしょうか。