読書ハック

【読書メモの取り方】本を自分のものにしよう!

あなたは読書をするときにメモを取っていますか?

取っていない人の中にはこんな悩みを持つ人がいるかもしれないですね。

  • メモを取ることが面倒である
  • メモは取りたいけど。やり方が分からない

実際にメモを取り始めてからのしばらくは少し面倒に思うかもしれません。

しかし、メモを取り始めるということは手間以上に多くのメリットがあります。

  • 備忘録になる
  • その本に興味を持ったきっかけを思い出すことができる
  • 読書後の行動変化の記録になる

これらのことがあることによって、私は更に読書の魅力に取りつかれました。

実際に読書メモを取るようになってから上手く行動に移せなかった私は、日常の中で忘れないようになり行動することができました。

また、行動に移すことができたからこそさらなる高みへ行くことができるのです。

今回はそのメリットについてと実際にメモの取り方について紹介していきたいと思います。

読書メモのメリット

備忘録になる

読んだ後すぐは覚えていても後々思い返そうとしても思い出すことができないなんてことはありませんか。

せっかく得た知識が身になっていないと勿体なく感じてしまいます。

またそれだけではなく、いざ行動に移そうとした時に何をしたらいいか分からないなんてことになります。

しかし、読書メモを取っておくことができれば、たとえ本の内容を忘れたとしても要点をすぐに見直すことができるので何度も読み返す必要がなくなります。

また、メモを取るという行為はただ単純に本を読むだけの時と比べより強く記憶を定着させることにつながり、忘れにくくなるというメリットもあります。

その本に興味を持ったきっかけを思い出すことができる

本を読んでいると途中で飽きてしまうという経験をしたことはありませんか。

分厚い本であればあるほどその経験は多くなります。

せっかく買った本なのに途中でやめてしまうのはもったいない気がしますよね。

しかし、読書メモに自分が本を選んだきっかけを書いておけば、その理由を思い出しふたたびまた読もうという意欲がわいてくる場合もあります。

本との出会いは一期一会、せっかくなので最期まで読んで身につけたいですね。

読書後の行動変化の記録になる

読書で知識を得ることができても実際に行動しなければ人生は中々変わることはありません。

あなたが今の自分を変えたいと思った時に読書をしてもその内容を行動に移さなければ何も変わりません

しかし、行動を起こしても行動を起こすまでの過程が分からなくなると、その行動を続けていいか迷ってしまうことがあります。

読書メモを取ることによって、自分の起こした行動が結果につながるまでの事柄が一目でわかります。

それが自信となり、行動を継続するモチベーションとなるのです。

1.本を読みながら目印をつける

本を読み終わった後すぐにまとめるとはいっても、まとめたいとその時思った箇所全部を覚えているかはわかりません。

なので本を読みながら目印をつけておくことによってどこをまとめたいかを覚えておくことができます。

目印をつけておきたいのは以下の2点になります。

  • 本から得た学び
  • 印象に残った言葉や表現

これらには注目して読み進めておくといいでしょう。

本から得た学び

本は私たちに新たな知恵・知識を教えてくれます。

しかし、それを忘れてしまっては意味がありませんよね。メモをすることによって記録として残され、何度も見返し頭に定着していきます

一度その本を読んで定着することはほとんどありません。

また、難しい内容出れば一度で理解できないこともあると思います。

しっかりと理解するためにもメモに残し、何度も確認をしておきたいところです。

特にビジネス書や実用書は、「仕事や実生活に生かすため」に読むことが多いでしょう。

それらは実際に行動を起こさなければ読んだ結果につながることはありません。

「これは仕事で使えそうな情報」「これは仕事でぜひ実践してみたい」「アイデアのヒントになりそう」といった、【学び】に出会ったら忘れないように記録しておきましょう。

印象に残った言葉や表現

本を読んでいるとすぐには仕事や実生活に関係しなさそうなものでも、印象に残った言葉や表現がきっとあると思います。

人生の指針になるようなヒント、なぜか心に刺さったフレーズ、誰かに教えてあげたい格言等。

「なぜそれが印象に残ったのか?」という理由も合わせて書き記しておくといいでしょう。

どんな言葉が印象に残るかは、今自分の抱変えている感情や置かれている状況によって異なってきます。

例えば仕事でミスをしてしまい怒られてしまった後は優しく慰められるような言葉が、やる気に満ち溢れているときは自分をもっと鼓舞してくれるような言葉に惹かれることがあるでしょう。

あとでメモを振り返るときにその当時どうであったかを思い出せるのはいいのではないでしょうか。

2.読み終わった後、目印を絞り込む

読書メモはそのまま書き写すよりも絞り込む方が効果が出ます。その理由は「振り返る」ことにあります。

絞り込むには何を残すか考えるために何度も読み返すことになりますよね。

その過程こそが振り返ることになり、脳に情報を定着させることになるのです。

また、間違えて目印をつけてしまった箇所や重要度の低いものは外せることもメリットの一つであると言えます。

せっかく時間をかけて読んだ本なんです。

サッと振り返ることで記憶の定着が大きく変わるのです。ぜひ振り返ることに試してみてください。

3.絞り込んだ部分を読書メモとして書き残す

最後の仕上げとしてはそれをあなたの好きな媒体で書き残しておきましょう。

忘れないように、後から読んだときに分かりやすいように書いていくことが必要です。

また、絞り込んだ部分以外に読書の前に以下のことをメモしておくとより後で見返したときに分かりやすく思い出すことができるでしょう。

  • 本の基本情報
  • その本を読もうと思ったきっかけ
  • 本を読み終わった際に期待する変化

読書をする前にこれらのことを自分で整理することによって本を読み進めるモチベーションが上がります。

また、本に書かれている情報を逃さないようにするためのあなたのアンテナを張る役割も持っています。

読書の前、最中、読んだ後とやることが多いと思うかもしれませんが、これをやるのとやらないのでは大きな差が生まれます。

読書前は2度と戻れないので忘れずに行いましょう。

読書メモのおすすめ媒体

読書メモを簡単につけられるもの、楽しくつけられるものがあります。

そのうちのいくつかを紹介したいと思います。

ほんのきろく

「ほんのきろく」は、読書記録に特化した文庫本サイズのノートになります。出版社は新潮社になります。

  • 書名
  • 著者
  • 出版社
  • 読了日
  • 感想

など必要な情報を乗せるための欄があり、初心者にも使い勝手のいいものになっています。

表紙のデザインもかわいらしく楽しく詰めるにはもってこいの一冊になっています。

ほんのきろく (新潮文庫) | 新潮文庫編集部 |本 | 通販 | Amazon

ブクログ

読書記録アプリで最もスタンダードともいえる「ブクログ」(iOS/Android)。

150万人以上の会員数を誇る大人気アプリになっています。

本の情報や感想を記録できるのはもちろん、SNSのようにほかのユーザーとつながったり、新刊情報やランキングをチェックすることができたりなど、読書家向けの機能があるのでとても使いやすいものになっています。

中でも私が便利だと思うのはバーコードの読み取り機能です。本の裏表紙にあるバーコードを読み込むと、書籍情報を読み取り、一瞬でアプリに登録されます。

時間もそんなにかかりませんし簡単にできるのでお勧めです。

まとめ

読書メモのメリットや取り方などについて紹介させていただきました。

読書メモのメリットは大きな3点として以下のことを上げました。

  • 備忘録になる
  • その本に興味を持ったきっかけを思い出すことができる
  • 読書後の行動変化の記録になる

そのメリットを得るためには勿論読書メモをしっかりと取る必要があります。

難しく考えずに手順を踏むことによって、頭に残る読書メモを取ることができることでしょう。その手順がこちらです。

  • 本を読みながら目印をつける
  • 読み終わった後、目印を絞る
  • 絞り込んだ部分を読書メモとして書き残す

これらのことに意識して行いあなただけの読書メモを作っていってください。

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