人は読書をして成長することができます。読書によって得られるものがどれほどあるのか、多くの人は自覚せずに得ているのです。だからこそ、本を読む人が減ったような気がします。
私は、それが残念でなりません。貴方もあまり本を読んでいないのではないですか?それは人生における損なのです。私がここまで言うのは過言ではありません。
この記事を読んだあなたは、今後読書をしようと思うようになると思います。なのでぜひ最後まで読んでいってください。
読書で得られる7つのメリットとは⁉
読書は「書物を読む」と書きますね。私は、ここにおける書物は本だけではないと思っています。書類や新聞紙、ブログなど私たちの周りには書物があふれています。
しかし、それらだけでも得られるものですが、本を読まないと勿体ないと思うのです。本には様々なジャンルがあります。勿論、新聞紙やブログも色々種類はありますが、本にしかない力も宿っているのです。
今回は、書物の中でも本を中心とした読書についてのメリットを紹介していきたいと思います。
まず読書には、7つのメリットがあります。人によってはそれ以上もある場合がありますが、今回はそれは省きます。一石二鳥どころではありませんよね。
では、それらは何かについて紹介していきたいと思います。
語彙が増える
小説にも、漫画にも、他のジャンルの本にも自分の知らない言葉が出て来ることはありませんか?私は頻繁によくわからない言葉が出てきてその意味に悩んだり、調べて納得したりします。
時に昔よく聞いた言葉だけど、最近聞かなくなった言葉をふとした時に見つけて再確認をしたりします。
調べなくても、何回かその言葉が出てきたらその言葉がどんな時に使われているかを知ることができます。
その結果、その情報を頭に自然と入れていくので自分の話す言葉に多様性が生まれていくことができるのです。
これは例で挙げるにふさわしいかわかりませんが、オタクは語彙力が無意識に増えている。とSNSで話題にもなりました。それは漫画や小説などを読んで情報を集めているからだと思っています。
また、語彙が増えることによって表現の幅も広がります。たとえば、『本が好き』とただ表現するよりも、『三度の飯より本が好き』と表現することによってどれくらい好きなのかが分かるようになりますね。
創造力が鍛えられる
これは上記と似ていることかもしれません。語彙が増えることによって使える言葉が増えていきます。その為、そこから創り出される言葉は格段に増えていきます。
また、少しの意味の違いに気づきやすくなります。だからこそ、自分が創り出したい言葉や文章に疑問を抱くようになります。
私はこうして記事を書くにあたって文章を創っていますが、一文字あるかどうかでも読んでくださる人にどう受け止めてもらえるかが変わっていくので、そこに私の創造力がでます。
あなたも文章を書くときに無意識に「これであっているのかな」と思うことが増えていくのではないかと思っています。
コミュニケーション能力がアップする
語彙が増え、文章の創造力が鍛えられると、相手が自分の言葉をどう受け止めるのか。そう思うことが増えていきます。これは徐々に分かるようになっていくことだと思います。
本には言葉によって、環境によって受け止め方が違うように表現されているものも多くあります。読者側は、そのすれ違いを分かっていますが、当人からしたら分からないことも多くありますよね。
だからこそ、自分の言葉を客観視することができるようになり、何が問題なのかを察することができるようになりつつあります。
ここで注意したいのは、100%相手のことが分かるわけではないのでもし互い違いになっても自分を責めないでくださいね。前よりもコミュニケーションが取れるようになるだけなので限界があることを頭にいれてくださいね。
共感能力がアップ
物語の多くは登場する人物の心情を語ってくれたり、表現されています。その物語の楽しみ方は、なぜそんな表情をするのか、その気持ちを持つようになったのかを考えることにあると思っています。
不思議な体験をしたからこそ他の人とは違う考え方をするようになったのではないか。そう考えながら、感情移入しながら読書をするのはとても有意義なものです。
それを自然とするようになっていたら、もう共感能力が上がっている証拠になります。
日常的になぜこの人は怒っているのかを考え動いたり、悲しい気持ちになっている人を見つけて何があってこうなったのかと寄り添えたりしていたら素敵だと思いませんか。
また、共感能力が上がることによってもコミュニケーション能力は上がっていきます。
年収が上がりやすくなる
共感能力があると、人の求めていることが分かるようになっていきます。会社では次に何が必要となっていくのかが分かるようになると思います。
そうなっていくと、仕事の先回りをすることができます。サービス業では特に客商売なので、お客さん相手にどう動けばいいかを考えながら仕事をすることができるので仕事の効率も上がること間違いありません。
また、上司からも怒られることが少なくなり、結果仕事の評価が高くなると思われます。
知識が増える
私は7つの中でこれが一番わかりやすいと思っています。本には様々な知識が詰まっています。それはピンからキリまで入っています。一見いらなさそうな知識でもあるときに必要となった、なんてこともあるので楽しいと思います。
物語は知識なんてないと思われがちですが、コミュニケーションの取り方などが分かります。ファンタジーであればその世界だけのものだけでなく、この世界のことを軸に変えられているものもあるので知識がたくさん入っています。
エッセイでは、筆者の体験したことを聞くことができ、自分の経験の一つにすることができます。
このように、沢山の知識が入っている本というのは素晴らしいと思いませんか。
ストレス解消に最適
さいごはこちらです。ストレスに本は効きます。文字を読むことにストレスを感じる人は当てはまらないかもしれませんが、本は新たな世界を開く扉だと思っています。
その扉の向こうへ行けば現実から逃げることができます。逃げるのは恥と思う人がいるかもしれませんが、そんなことはありません。
現実の苦しみ、悲しみを忘れさせ、癒してくれる効果があります。時には突破するヒントになってくるかもしれませんね。
ジャンルはそれぞれありますが、客観的に読むこと、主観的に読むこと。読み方を変えることによって受け止め方も違ってくるでしょうし、見える世界も変わります。
あなたの好きな本を好きな読み方で読むことによってストレスなんてどうでもいいと思えてしまうこともあります。なので貴方もやってみてくださいね。
まとめ
以上が読書から得られる7つの事です。少しでも参考になっていたら嬉しく思います。
好きな本をつくることはストレスの解消だけではありません。同じ本を好きな人と広がる輪をつくるきっかけにもなると思います。
私は、読書をしてきてよかったと思います。みなさんにも読書をするようになってよかったと思われたらいいなと思います。
ぜひ、新しい扉を開き明るい道を歩んでいってくださいね。