ITパスポートの資格を取得するために、必ずしなければならないのが合格するための勉強です。
今回、社会人の方にはぜひ取得して欲しいITパスポートの合格要件などについてまとめていきます。
ITパスポートは比較的取得しやすい資格ですが、できれば、一回で合格したいですよね。しかし、実際にどのような勉強が必要なのか?過去問題だけで合格できるのか?などの悩みが出てくると思います。
そこでこの記事では、
- ITパスポートの合格要件
- 過去問題での合格方法
- 過去問題の入手方法
などをまとめてみたので、ITパスポートを取得をお考えの方はぜひ参考にしてみて下さいね。
ITパスポートの合格要件
そもそもITパスポートの合格率は
ITパスポートの合格率は、毎年50%前後と2人に1人は合格するような基準になっています。
試験の応募者比率は、学生が3割、社会人が7割とやはり社会人が多い統計データになっていました。
また、社会人の方が合格率はやや高く、IT系・非IT系の合格率に大きな影響はないのでIT系の知識がない方でも合格することは十分に可能です。
ITパスポートの合格要件、受験要件は
ITパスポートの試験は「ストラテジ」「マネジメント」「テクノロジ」と3つの分野に別れており、それぞれを一定の合格基準まで満たさなければなりません。
また、それぞれ3分野をそれぞれ30%以上、かつ、全体で600点を取らなければなりません。
試験問題は100設問で構成されており、120分間の間に解く必要があります。
合格基準は、1000点満点で採点され、項目応答理論という採点方式をとっています。
ここで注意して欲しいのが、1問10点というわけではないことに注意して下さい。
項目応答理論という採点方式は、その問題の難しさなどによって配点が異なるためです。
受験申し込みは、3ヶ月前から前日までに申請を行う必要があります。
また、試験会場は全国にあるため、お住まいの地域で受けることができます。
受験料は7,500円(税込)になっており、支払いは「コンビニ」「クレジット」「バウチャー」を選択できます。
試験方式は、パソコンを使って問題の解答を行うCBT方式というものが採用されているため、ある程度のパソコン操作になれておく必要もあります。
過去問は8割正解で合格できる可能性が高い!
先ほども伝えましたが、ITパスポートはそれぞれの分野で30%以上、かつ、600点を取らなければ合格にはなりません。
みなさんは、過去問題を解くことで自分が合格する水準に達しているかを判断すると思います。
では、実際に合格した人たちは過去問題でどのくらいの点数をとっていたのか、また、何割取ればいいのか気になりますよね。
ずばり、過去問では8割ほどとっておけば間違いないようです。
8割取るコツとしては、計算問題などの配点が高そうなものに時間をかけ、しっかり解くようにしましょう。
ITパスポートの過去問の入手方法は
ITパスポートの過去問が欲しくなった時、どこで手に入れられるのか気になりますよね?
ずばり、ITパスポートの過去問題は「ITパスポート試験ドットコム」というWebサイトで受けることができます。もちろん、無料で使うことが出来ます。
ITパスポート試験ドットコムでは、試験回を指定して受けられるのはもちろんのこと、分野別、模擬試験形式で受けることが出来ます。
ITパスポートを受ける人は必ず使ったことがあると言っても過言ではないほど有名でとても便利なサービスになっています。
ITパスポートの過去問だけで合格するための勉強法
ITパスポートの過去問だけで合格する勉強法を教えていきたいと思います。
合格には一般的に100〜180時間の勉強時間が必要と言われています。
過去問で合格するための基準としては過去問3年分が学習の目安だそうです。また、過去問は4週ほどするのが知識を定着させるという面で良いそうです。
ITパスポートでは、3つの分野が出題されるため、どのようにして苦手な分野を克服できるようにするかが大切になってきます。
最近では、YouYubeなどに無料でITパスポートの講座を受けることができるので過去問題と合わせてやってみると合格間違いなしだと思います。
まとめ
本記事をまとめますと
- 合格率は50%
- 試験は1000点満点で100問出題されるが、1問10点ではない
- 過去問は8割で合格基準になる
- 過去問はWebサイトで簡単に受けられる
- 100〜180時間勉強が必要
- 過去問は3年分が学習の目安、過去問4週が知識の定着に良い
ということになります。
ここまでITパスポートの合格基準や勉強方法が分かったと思います。
ぜひ合格に向けて頑張ってくださいね。
スタディング:ITパスポート