初詣や旅行などで神社やお寺にお参りに行ったときに、お守りを買う人は多いのではないでしょうか?
また、安産や合格祈願、厄除けなどでお守りをもらうこともあると思います。
私は今年、ある試験を受けたのですが、試験前に友人から合格祈願のお守りをもらいました。
試験は無事に合格したのですが、役目を終えたこのお守り。
この後はどうしたらよいのやら・・・
そこで、今回はお守りの正しい持ち方と、役目を終えたお守を手放す際の方法を紹介します。
「お守りの正しい持ち方」
普段、お守りはどうしていますか?
せっかくなら、効果をあげる持ち方をしたいですよね。
ここでは、正しいお守りの持ち方を紹介します。
常に身に付けておく
お守りは神様の分身ともいわれており、人が最も気を発するといわれている心臓に近い部分で身に付けておくと効果が高まるといわれています。
胸ポケットのある洋服なら、ポケットにいれておくのが一番ですが、ポケットがない場合は、心臓の位置に近い部分になるよう、首から下げるように身に付けましょう。
また、お守りは種類によって身の付けかたに違いがあります。
健康祈願や厄除け、恋愛成就や縁結びならできるだけ身につける。
学業や合格祈願ならふでばこ、かばん。
交通安全なら車や通勤、通学かばん。
開運や金運は財布に入れる。
など、願いに合わせた持ち方をするようにしましょう。
家に置く場合
どうしても、身につけられない場合は家で保管することも可能です。
その場合は、タンスの中にしまったりせず、目につく場所に置きましょう。
自分の目線よりも、できるだけ高い位置に置くのが良いとされています。
神棚がある家では、神棚に置くのがベストです。
お守りを置く方角は、字が書いてあるほうを表向きにし、背を北側に南向きに置く。もしくは西側を背に東向きに置くようにしましょう。
南側は日中日が当たる場所、東側は太陽が上ってくる場所なので、そちらの方向に向けた方がよいとされています。
私は友人から貰ったお守りを、勉強机の前の壁に飾っていました。
勉強に疲れてふと顔をあげると、お守りが目に入ります。
神様と友人に見守られ、パワーを貰える感じがして、とても心強かったですよ。
「お守りを手放す際の方法」
心願成就で役目を終えたお守り。
そのあとのお守りはどうすればよいのでしょうか。
ここでは、お守りを手放す際の方法を紹介します。
買った神社やお寺に返納する
神社には「古神札納め所」、お寺には「納札所」というお札やお守りを返納できる施設が設置されています。常時設置されているところもあれば、期間限定で設置されている場合もありますので、そこへお礼の気持をこめて返納しましょう。
・郵送で返納する
お守りを買った神社やお寺が遠方でなかなか足を運べない場合は、郵送で返納することも可能です。ただし、郵送での返納を受け付けていない場合もありますので、事前に確認するとよいでしょう。
近くの神社やお寺に返納する
直接お礼を言いたいけど、人から貰ったお守りで神社が分からない、遠方で行けない場合は近くの神社やお寺に返納することも可能です。
ただし、宗派の違う神社やお寺に返納することは、違う神様にお返しすることになり、失礼にあたるのでしてはなりません。
ちなみに私はこの方法で近くの神社に返納しました。
「古神札納め所」の横にはお賽銭箱がありましたので、感謝の気持ちと一緒にお賽銭を納めさせて頂きました。
自宅で処分する
神社やお寺に出向くことができない、郵送も受け入れてない場合、自宅で可燃ごみとして出すこともできます。
その場合、白い半紙の上にお守りを置いて、左右左の順に円を描くように塩をまきます。その後、半紙に包んで可燃ごみとして処分してください。
どの方法でお守りを手放す際も、感謝の気持ちを込める事を忘れないようにしましょう。
まとめ
今回は、お守りの正しい持ち方と、手放す際の方法を紹介しました。
ちなみに初詣で買ったお守りの有効期限は1年とされています。
ですので、翌年の初詣の際に、返納するようにしましょう。
安産祈願や合格祈願のお守りは、子供が無事に生まれたり、合格した際が期限となります。
仮に望まぬ結果だったとしても、神様にお願いし、見守って頂いていたことに変わりはありませんので、きちんとお礼し返納するようにしましょう。
お守りは神様の分身です。あつかい方が分からない時は、ぜひ今回紹介した方法を参考にしてみて下さいね。