ペットを飼っていると、掃除が本当に大変ですよね。
抜け毛、ノミダニ、よだれ、糞尿、体臭…。
飼育するうえで、切っても切れない悩みです。
私はペットショップ勤務やペットと長年暮らしたことで、たくさんの知識を得ました。
オリジナルになりますが、おすすめしたいことを大公開いたします!
今回は、犬に特化してご紹介いたします。
「抜け毛対策におすすめはコレ!」
抜け毛対策に!
フローリング
掃除機やコロコロ、フローリングワイパーと掃除グッズはいろいろありますが、私がおすすめするのはフローリングワイパーのドライシートで床掃除することです。
「え、そんな基礎的なこと?」と思われるかもしれませんが、細かい抜け毛はドライシートが一番巻き込んで取ってくれます。
掃除機は大掃除にはいいですが、案外埃が舞いますし、抜け毛がモールに絡みつきイライラの素です。
フローリングワイパーを同じ向きで拭くことで、しっかり抜け毛を絡め取りますよ。
カーペットや布団、ソファなど
100均にもあるコロコロは少量の抜け毛に最適です。
たくさんの抜け毛をまとめて取るには、ぱくぱくローラーというペット用抜け毛クリーナーがおすすめですよ。
スリッカーという体用ブラシを使って、カーペットを掃除する方もいますが、かなり生地を傷めるのでおすすめしません。
そもそもスリッカーは抜け毛を取るだけでなく、毛玉をほぐす役割があるからです。
ですが一番の抜け毛対策は、毛の付きにくいカバーをつけることです!
毛が付いても払いやすいカバーを使うことで、掃除がかなり楽になります。
ナイロン素材やサテン生地は毛が付きにくいといわれています。
ポリエステルは意外と静電気が起こりやすく、毛が付きやすいですよ。
衣類
日常で一番困るのが、衣類についた抜け毛ですよね。
こちらも毛の付きにくい素材にするとかなり軽減されます。
洗濯の際に柔軟剤をいれることで、静電気を緩和してくれます。
さらに毛をからめとるボールを一緒に入れて洗うと、洗って取れた毛がまた付くのを防ぎます。
100均にもありますので、ぜひ試してみてください。
私は小さいのを4つ入れて洗濯しています。
ちなみにペット用洗剤・柔軟剤が販売されていますが、そちらも毛が付きにくくなります。
私はそれをペットベッドやタオルに使っていますよ。
「におい対策におすすめはコレ!」
におい対策に!
トイレ
いろいろなスプレーや消臭剤が売られている中で、なかなか選びにくいと思います。
トイレ対策には、スプレーよりも消臭機能のあるペットシーツがおすすめです。
炭入りのものが特に消臭力が高いですが、ビリビリに破ってしまう子はおすすめしません。
ペットシーツを破ってしまう子は、しっかりトイレにカバーをつけましょう。
家具や壁
壁紙ににおいが付くって知っていましたか?
カーテンやカバーは洗えても、カーペットや布団は簡単には洗えませんし、家具や壁は洗うこともできません。
ではどうすればいいのか?
日頃の掃除としておすすめなのは、ドライシートで軽く拭くことです。
埃自体もにおいを取り込んでいます。
その埃を絡め取ることで、においの原因を取り除きます。
応用として、重曹入りのウェットシート。
重曹水を霧吹きする方法もありますが、家具や壁が水分を吸収し痛む可能性があるため、私としてはウェットシートをおすすめします。
重曹は汚れやにおいに効果があり、掃除にはよく使われていますね。
ウェットシートで拭いた後は、乾きやすいように換気をするか軽く空拭きしましょう。
カーペットや布団、ソファなど
毎日過ごすからこそ、においがつきやすいですよね。
頻繁に洗えないので、消臭スプレーがいいと思います。
消臭スプレーの中でも、ペット用や赤ちゃん用などがおすすめです。
なめたりかんだりしても大丈夫なものを選びましょう。
消臭力や香りも大事ですが、一番は安全面です。
個人的ににおいの取れやすい消臭スプレーの使い方はまんべんなくスプレーをふりかけた後、乾いたらコロコロをかけることです。
スプレーで固まった汚れの元をコロコロして取り除きます。
よごれ対策におすすめはコレ!
汚れ対策に!
お部屋汚れのとき
フローリングや壁、家具が汚れた際には、重曹入りウェットシートが一役買います。
重曹は皮脂汚れに強いので、においと共にきれいにしてくれます。
頑固にこびりついた皮脂汚れも取り除いてくれますよ。
散歩などでペット自身が汚れたとき
散歩は毎日行けても、シャンプーは毎日できません。
犬は毎日洗うと、乾燥や皮脂分泌過多、半乾きによる荒れを引き起こしやすいです。
シャンプーを使うより水洗いの方が負担は少ないですが、できれば1カ月に1回、早くても2週間に1回で体を洗う方がよいといわれています。
ですが、外に出ると砂埃・土砂・泥水など、汚れとは縁が切れません。
私がおすすめするのは、スプレーとタオルです。
スプレーは好みでいいかと思います。
ペット用のものであれば、ブラッシングスプレーでもスプレーシャンプーでもかまいません。
なんならスプレーボトルに水をいれるだけでも大丈夫です。
帰ってきたら全体にふりかけ、乾いたタオルでしっかり拭いてあげると、汚れもにおいも軽減されます。
足の裏やお腹まわりの汚れがひどい場合は、ペット用ウェットシートで拭いた後に、乾いたタオルで仕上げましょう。
まとめ
ペットとの暮らしは大変なことも多いですが、それ以上に癒しをくれますね。
一度にまとめて大掃除をするより、日々の軽い掃除を続けることがとても大事です。
私の知識が、どうかお役に立てますように。