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うつ病とは違う!双極性障害とは?

皆さんがよく耳にする「うつ病」。

「落ち込む」「やる気が出ない」「自分はダメだと思う」等、精神的に落ち込みが酷い病気です。

しかし、うつ病と似ているけど全く違う「双極性障害」という病気があります。今回はその「双極性障害」について経験を通して紹介したいと思います。

落ち込む時と元気になりすぎる時がある

うつ病は基本的に何もやる気が起きず悲観的になってしまい、それがずっと続く病気です。しかし、双極性障害は悲観的な気分になる期間(うつ状態)もありますが、急に元気になったり、何でもできると思ってしまったりといった自分を過大評価するような期間(そう状態)と波のように交互にやってきます。

その波は人それぞれですが、うつ病よりも完治が難しい病気と言われています。

過大評価だけでない

「自分は何でもできる!」と過大評価する人もいますが、中にはイラつきが酷くなったり、散財が酷くなったりする人もいます。ちなみに私は後者です。ちょっとしたことで酷いイラつきがあったり、あれもこれも何でも欲しくなりつい散在してお金が無くなってしまったりというのは珍しくありません。時々クレジットカードを使いすぎてしまうことも…。

自覚できればいいのですがほとんど無自覚でやってしまうので周囲の人のサポートが必要な時があります。

薬の量が多い・種類が違う

うつ病は抗うつ剤や眠剤といった落ち込みを和らげる薬が主ですが、双極性障害はこれに加えて興奮を抑える薬や不安を抑える薬、うつ状態とそう状態の波を穏やかにする薬を服薬しなければなりません。

もちろんうつ病と同じで日中の眠気や倦怠感といった副作用は慣れるまでは辛いですが、1週間もすれば効果が見られることもあり、服薬する前よりも穏やかに過ごせるようになります。

落ち込みが大きい

元気になりすぎるそう状態から落ち込む分、その重さは耐えるのに必死…。

「なんであの時こうしてしまったんだろう」「毎回同じ失敗をして自分はダメ人間だ」「もう消えてしまいたい」と後悔がのしかかってきます。

中には耐えきれず自殺してしまう人も…。

取り返しがつかなくなる前に病院に相談したり、周囲で理解してくれている人に相談したりすることが一番の特効薬になると思います。

後は寝る事!寝て脳を休めることも大切になります。

まとめ

名称はあまり知られていない「双極性障害」。しかしこの病気に苦しみながら生活している人は少なくありません。

私もその一人。でも上手く付き合っていけば決して辛いことだけではありません。周囲の人の温かさに救われたり、自分自身を見直すきっかけになったり…。ポジティブな自分を見つけるきっかけにもなります。

この疾患がわかって約8年。双極性障害とはまだまだ仲良くなれていませんが少しずつ分かり合えてきているのではないかと思います。

ぜひ、双極性障害という病気があることを知っていただけると嬉しいです!

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